ペンタブレットとはパソコンで文字やイラストを描く際、アナログと同じような感覚で専用のペンを使って描くことができる商品です。お絵描きが好きな方はもちろん、今では仕事用として購入する方も多いです。今回はそんなペンタブレットのおすすめ人気商品から、選び方や設定方法・使い方まで詳しく解説していきます!
初心者におすすめのペンタブレット6選!
まず最初にご紹介するのは初心者におすすめのペンタブレットです!最近ではお絵描き用だけではなく、授業やビジネスに活用している方も増えています。数ある商品の中から、特におすすめのペンタブレットをご紹介していきます。
子供向けのペンタブレット「Wacom Intuos Small」
「Wacom Intuos Small」はコンパクトサイズで場所を取らず、持ち運びにも便利なペンタブレットです。筆圧レベルも4096レベルと高く、Windows・Macのどちらでも使うことができます。
授業や勉強用として使うことができますし、手頃な価格帯なのでお子さんの初めてのペンタブレットとしてもおすすめです。ピスタチオグリーンやベリーピンクなど、カラフルで可愛いデザインも魅力的です。また、スマホに接続することで簡単にお絵描きを楽しむことも出来ますよ。
参考価格 | 9,350円 | |
サイズ | 200x160x8.8mm | |
筆圧レベル | 4096レベル |
ZOOMやオンライン授業にピッタリ「Wacom Cintiq 16」
もう少し本格的なペンタブレットを使いたい時には「Wacom Cintiq 16」がおすすめ!Windows・Mac対応の液タブで、価格が抑えられていながらも性能は高いペンタブレットです。
15.6型フルHD液晶ディスプレイで光による反射や映り込みも軽減されているので使いやすいさを重視したい場合にはピッタリです。専用のペンも持ちやすさや重量バランスを意識して作られており、アナログのように使える液晶ペンタブレットとなっています。
参考価格 | 74,580円 | |
サイズ | 422x285x24.5mm | |
筆圧レベル | 8192レベル |
ペンタブの入門用におすすめ「XP-Pen Deco01 ペンタブレット」
XP-Penから発売されているこちらのペンタブレットは、シンプルなデザインながらも使いやすい商品となっています。ペンタブレット本体には電源がオンになった状態で描画エリアにライトが点灯するので、お部屋が暗くなってきても楽に作業することが出来ますよ。
また、本体左側にはカスタマイズ可能なエクスプレスキーが8個あり、ショートカットを登録しておくことで作業の時短にもなります。使い慣れていない初心者の方でも安心してペンタブレットが活用出来るでしょう。もちろんこちらもWindows・Mac対応しております。
参考価格 | 5,940円 | |
サイズ | 350x210x8mm | |
筆圧レベル | 8192レベル |
安い液晶タブレットならこれ「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」
ペンタブレットを購入するなら大手メーカーのワコムが一番人気がありますが、そんなワコムの中でも安い液晶タブレットとしておすすめなのがこちら。A4サイズに近いディスプレイサイズなので本来の紙に描くのと同じような感覚で作業することが出来ます。
「Wacom Cintiq 16」と比べるとディスプレイはやや小さめ、筆圧レベルも低めですが安い価格帯であり、初心者の方が安い液晶タブレットを買うにはちょうど良いと思います。
参考価格 | 42,900円 | |
サイズ | 357x225x14.6mm | |
筆圧レベル | 4096レベル |
安いペンタブが欲しい時に「VEIKK A30板タブレット」
とにかく安いペンタブレットが欲しい!という時にはこちらがおすすめです。5000円以下ながら筆圧レベルは高く、設定を変更すれば左利きにも対応しているので便利です。
ペンタブレット本体や付属のペンも薄型軽量設計なので、持ち運びしやすくて使い勝手も良いですよ。ショートカットキーはタッチパネル式になっており、いつでも自由にカスタマイズすることが可能です。
参考価格 | 6,958円 | |
サイズ | 332×212×9mm | |
筆圧レベル | 8192レベル |
おしゃれなペンタブレット「プリンストン WoodPad」
おしゃれなデザインのペンタブレットを使いたいならこちら!木目調のナチュラルなデザインは天然素材の天板が使われており、お部屋のインテリアにもなじみます。普通の板タブはツルツルしていますが、こちらは紙に描いているような感覚をより実感出来るでしょう。
比較的安価ながら、筆圧レベルの性能も良いのでデザイン重視であればこちらの商品がおすすめです。サイズの種類は7.5インチの他に10.4インチもあるのでチェックしてみてくださいね。
参考価格 | 7,700円 | |
サイズ | 170×200×7mm | |
筆圧レベル | 4096レベル |
プロを目指す方におすすめのペンタブレット6選!
続いてはプロを目指している方やこれから本格的にお絵描きを楽しみたい方におすすめのペンタブレットをご紹介していきます!値段は先程よりも高価なものが多いですが、それだけ性能の良いペンタブレットが揃っています。
プロのイラストレーターを目指す第一歩に「Wacom Intuos Pro Medium」
イラストを描く用として、プロ向けにおすすめなのがワコムの「Intuos Pro」シリーズ。筆者もこちらのペンタブレットを愛用しており、優れた性能で愛用している方も多いです。
ショートカットを設定出来るファンクションキーの他に、タッチホイールをくるくると指でなぞるだけでスクロールや拡大・縮小も出来るので作業効率も格段に上がります。サイズはMedium以外にも小さめでお安いSmall、広々と使えるLargeサイズがあります。
参考価格 | 40,480円 | |
サイズ | 338x219x8mm | |
筆圧レベル | 8192レベル |
プロ愛用の液晶タブレット「Wacom MobileStudio Pro13」
プロが愛用していることで有名な液晶タブレットの「Wacom MobileStudio Pro13」。グラフィック性能が高く、コンパクトで使いやすいサイズは持ち運びにも便利です。描き心地も抜群で、繊細なタッチを表現することが出来ます。
本体の裏パネルを外せばストレージ・メインメモリをすぐに交換や増設することが可能です。指紋認証センサーで簡単にロックを解除することも出来ますよ。ご紹介したのはi5 128GBのペンタブレットですが、さらに上位モデルのi7 512GB版もおすすめです。
参考価格 | 228,800円 | |
サイズ | 228.8×366.6×17.4mm | |
筆圧レベル | 8192レベル |
効率重視におすすめ「HUION ペンタブレットInspiroy Dial Q620M」
スタイリッシュでクールなデザインのこちらのペンタブレットは、高性能ながら比較的安い価格帯なのでプロ入門用としておすすめ出来ます。ワイヤレスでスマホに接続することも可能で、ショートカットキーは8個あります。
また、バッテリーが内蔵しているのでワイヤレスでの操作も可能。LEDライトでバッテリー残量も把握出来るので効率良く作業したい方にピッタリです。
参考価格 | 14,334円 | |
サイズ | 375.5×220.4x8mm | |
筆圧レベル | 8192レベル |
安い板タブレットとして使える「RAYWOOD 筆や写楽 KUMADORI」
商品名からくすりと笑ってしまう面白いペンタブレット。実は日本発の低価格帯のペンタブレットとして2019年に発売されたもので、USBケーブル・替え芯・ペンスタンド等が付いてこのお値段なんです!
ペンタブレットは高価なものでなかなか手を出せないという学生の方でも、性能の高いペンタブレットを購入することが出来ますよ。安い板タブとして、プロを目指す方は是非チェックしてみてはいかがでしょうか。
参考価格 | 7,828円 | |
サイズ | 360×240x10mm | |
筆圧レベル | 8192レベル |
液晶タブレットの入門用として「XP-Pen 液晶タブ Artist 15.6 Pro」
こちらのペンタブレットの魅力は鮮やかな色彩表現。フルラミネート技術が採用されおり、真正面以外から見ても鮮やかな色を画面で見ることが出来ます。本体には明るさを調整できるボタンで快適に作業することが可能です。
同梱されている専用のスタンドは滑り止め用だけではなく、目や手首の疲労も軽減されるように設計されており、長時間ペンタブレットを使って作業するプロ向けにはピッタリだと思います。価格も液晶タブレットとしては安く、手を出しやすい液タブとしておすすめです。
参考価格 | 44,828円 | |
サイズ | 443x280x12.6 mm | |
筆圧レベル | 8192レベル |
大画面で絵を描きたい時に「GAOMON PD2200」
大きな画面で絵を描きたい方にはこちらの液タブがおすすめです。ここまでご紹介したどのペンタブレットよりも画面が広く、比較的安い価格帯で購入することができます。もちろんこちらもフルラミネートディスプレイで鮮やかな色が表現、思い通りの線を描くことが出来ます。
ショートカットキーも8個あり、プロ向けとして使っても申し分無い性能です。細かい作業が多い場合、広い画面のペンタブレットを使うことで疲れの軽減や効率アップにも繋がるのでおすすめです。
参考価格 | 54,622円 | |
サイズ | 522×316×91.5mm | |
筆圧レベル | 8192レベル |
ペンタブレットの選び方について
ここまでおすすめペンタブレットについてご紹介しましたが、何を基準に選んで良いか分からないこともあるでしょう。そこで次はペンタブレットの選び方について詳しく解説していきますので、是非購入の参考にしてみてくださいね。
ペンタブレットのおすすめサイズは?
ペンタブレットはメーカーによっていくつかサイズ展開があることも。特に板タブは画面を見ながら使うことになるので人によっては使いやすい・使いにくく感じることもあります。サイズ選びでチェックしておきたいのがモニターの大きさです。
ペンタブレットを使う際に活用するモニターのサイズに対し、小さいものを選んでしまうと画面内での移動が苦になってしまうので注意しましょう。ただし、人によっても使いやすさは異なりますので、下記は一例として予算と相談しながら選んでみてくださいね。
- 15インチ以下 Sサイズ
- 15~24インチ Mサイズ
- 24インチ以上 Lサイズ
液晶タブレット・板タブレットのどちらが良いか
ペンタブレットには液晶画面に直接描画する液晶タブレットと、モニターを見ながら使う板タブレットタイプの2種類があります。液晶タイプは画面にそのまま描くことができるので、紙に描くのと同じように使うことが出来ます。
板タブはタブレットに直接ペンを置いていても、見ているのは移されているモニターなので最初はコツを掴むのに苦戦するかもしれません。最初は違和感がありますが、慣れてくるとアナログとだいたい同じように線が描けるようになります。ただ、板タブは液タブに比べて値段が安いというメリットがありますよ。
- 液タブのメリットは直接描画で使いやすい!
- 板タブのメリットは値段が安めで手を出しやすい!
筆圧レベルもチェック!
ペンタブレットをイラストを描くことが目的で購入する際は、筆圧感知レベルも見ておく必要があります。筆圧のレベルが高ければ高いほど、線の細かな筆圧で線を描くことが出来るようになります。簡単なイラストを描くのに適した標準の筆圧レベルは1024でも十分です。それよりもさらに上を目指すなら4096レベルや8192レベルのペンタブレットを候補にすると良いでしょう。
ペンタブレットの設定方法・使い方は?
最後に実際に購入したペンタブレットの設定方法や使い方について見ていきましょう!設定や使い方はとても簡単なので、購入したペンタブレットが手元に届いた時にはすぐに試してみてくださいね。
ペンタブレットの設定方法について
今回は特に人気のワコムのペンタブレットの設定についてご紹介します。パソコンにUSBで接続した際、ドライバーをインストールされたと思います。「ワコムタブレットのプロパティ」を開くと各種設定を変更することが出来ますよ。
ペンタブレットの使い方は?
ペンタブレットを使う時は、モニターとペンタブレットが真っ直ぐ平行になるように置くことで感覚によるズレを防ぐことが出来ます。実際にペンタブレットを使って描いてみるとツルツルした板タブは、最初は違和感がある可能性もあります。
慣れない場合はこのような専用のペーパーフィルムもあり、こちらを活用すればアナログと同じような描き心地が再現されるのでおすすめです。気になる方は検討してみてください。
ペンタブレットは使い道で選ぼう!
ペンタブレットにはさまざまな種類があり、使い道によってもおすすめ商品は異なります。イラスト向け、ZOOMやお子様用の勉強向けなど、使い道を明確にしてから予算と相談するのが一番だと思います。今回ご紹介した選び方も参考に、是非自分に合ったペンタブレットを見つけてみてください。
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